駒大アンカーの駅伝欠場より勝った性欲…五輪選手村は?
大会に出場した大学の関係者が言う。
「12月20日ごろはクリスマスを直前に控え、監督は選手同士でも外食しないように厳しく言っていたはずです。コロナに感染すれば自分だけでなく、仲間に伝染すれば学校自体が出場できなくなる。感染源になった選手は『責任を感じて自殺するんじゃないか』とさえ言われていた。性欲は欠場リスクの怖さより勝っていたのでしょう。それにしても、13年ぶりの優勝に最も貢献した選手の逮捕ですからね。大八木(弘明=監督)さんはショックですよ」
今回の一件は、性欲に負けた大学生だけの話でとどまらないかもしれない。東京五輪・パラリンピックのコロナ対策や大会期間中の行動ルールをまとめた選手、関係者向けの「プレーブック」にも同じように、毎日の検査や厳しい行動規範などが定められている。
■選手村でクラスター
一方で、選手村では16万個のコンドームが無料配布されるという。五輪関係者からも「選手村で濃厚接触を助長するのはおかしい」との声も出ている。
毎回五輪では、アスリートたちの熱い交遊が話題になるが、コロナ禍でも欲望が抑えられるわけではない。選手村でのクラスターが心配だ。