「寿司の教科書」宝島社編
その他、江戸前寿司誕生以来の寿司ネタで今も東京湾で水揚げがある現役江戸前ネタのひとつ「キス」、背びれや尻びれを動かす筋肉がその正体で、1尾から4枚しかとれない希少な部位だというヒラメの「縁側」、最近の人気「たちうお」、逆に江戸時代から親しまれているタイの幼魚の「かすご」、そして成長によって名前がかわる「このしろ」の最も小さい幼魚「しんこ」など。
定番ネタからちょっと馴染みのないネタまで、68種を1ページ1貫で解説、添えられたそれぞれの写真が食欲をそそる。
店で食べる順番をどうしたらよいかなどの気になるマナーから、寿司の歴史などのウンチクも網羅。寿司がより一層おいしく味わえるこんな「教科書」なら勉強嫌いな人でも大丈夫。
(宝島社 571円)