「寿司の教科書」宝島社編

公開日: 更新日:

 その他、江戸前寿司誕生以来の寿司ネタで今も東京湾で水揚げがある現役江戸前ネタのひとつ「キス」、背びれや尻びれを動かす筋肉がその正体で、1尾から4枚しかとれない希少な部位だというヒラメの「縁側」、最近の人気「たちうお」、逆に江戸時代から親しまれているタイの幼魚の「かすご」、そして成長によって名前がかわる「このしろ」の最も小さい幼魚「しんこ」など。

 定番ネタからちょっと馴染みのないネタまで、68種を1ページ1貫で解説、添えられたそれぞれの写真が食欲をそそる。

 店で食べる順番をどうしたらよいかなどの気になるマナーから、寿司の歴史などのウンチクも網羅。寿司がより一層おいしく味わえるこんな「教科書」なら勉強嫌いな人でも大丈夫。
(宝島社 571円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」