「やってみました!1日1食」船瀬俊介著
朝は野菜ジュースを飲むが食事は1日1回というビートたけしや、デビュー当時から30年以上1日1食を貫いているタモリなど、“小食主義”でバリバリと活躍している人は意外に多い。本書では、「3日食べなきゃ、7割治る!」などのベストセラーを持つ著者が、1日1食スタイルの効能を明らかにしていく。
食事を減らすと、当然ながら空腹感を感じるが、この“空腹ストレス”が人間が誰しも持つ長寿遺伝子を活性化させるという。長寿遺伝子には高い抗酸化作用があり、動脈硬化による心疾患や脳血管疾患、がんなどを防ぐ効果が期待できる。
また、長寿遺伝子は脳の記憶力を増強させるタンパク質を生み出すことも明らかになっている。明日からでも試してみる?
(三五館 1300円)