「無塩食で体はこんなにラクになる」西野椰季子著

公開日: 更新日:

 塩分の多い食事を続けていると、体内の組織を硬化させて代謝を悪くするといわれている。さらに、取り過ぎた動物性タンパク質が塩分を含んで“古塩”と呼ばれる毒素となり、代謝の低下した体の中にたまり続ける。すると、やせにくい体になる他、肩凝りや便秘、不眠などさまざまな不調の原因になるという。

 この古塩を代謝させるのが、「無塩食」である。永久に塩抜きの食事を続けるわけではなく、一定期間行うだけで効果が表れてくるそうだ。

 本書では、その仕組みとともにレシピも紹介。塩を一切使わず干しシイタケのだしとショウガの味でいただく根菜スープや、ニンニクとハーブ類、オリーブオイルで味を調える野菜の煮込みラタトゥイユなど、簡単に作れるものばかりだ。

(祥伝社 1280円+税)


【連載】気になる新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード