「無塩食で体はこんなにラクになる」西野椰季子著
塩分の多い食事を続けていると、体内の組織を硬化させて代謝を悪くするといわれている。さらに、取り過ぎた動物性タンパク質が塩分を含んで“古塩”と呼ばれる毒素となり、代謝の低下した体の中にたまり続ける。すると、やせにくい体になる他、肩凝りや便秘、不眠などさまざまな不調の原因になるという。
この古塩を代謝させるのが、「無塩食」である。永久に塩抜きの食事を続けるわけではなく、一定期間行うだけで効果が表れてくるそうだ。
本書では、その仕組みとともにレシピも紹介。塩を一切使わず干しシイタケのだしとショウガの味でいただく根菜スープや、ニンニクとハーブ類、オリーブオイルで味を調える野菜の煮込みラタトゥイユなど、簡単に作れるものばかりだ。
(祥伝社 1280円+税)