「子どもに食べさせたくない食品添加物」天笠啓祐、食べもの文化編集部編著

公開日: 更新日:

 厚生労働省が“安全”と認めたうえで用いられる食品添加物。近年では、中国をはじめとする海外から輸入される食品添加物が増加したほか、海外で作られた加工食品の輸入も増え、ブラックボックス化しているのが現状だ。

 さらに、TPP参加を視野に入れ、多くの食品添加物がまともな安全審査もないまま続々と承認されているという。食品衛生法で“原則認めない”とされてきた抗生物質も、細菌の繁殖や腐敗を防ぐ目的で承認されてしまった。チーズや洋菓子、卵加工品やドレッシングに添加される「ナイシン」と「ナタマイシン」がそれだ。

 子どもだけでなく、大人だって余計な食品添加物は避けるべき。巻末の食品添加物一覧を、食品選びの参考にしたい。

(芽ばえ社 1000円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース