シンプル生活術を学ぶ編
情報交換にフェイスブックやツイッターを利用する人も多いが、無料で手に入るもので価値のあるものは少ない。それなのに、年中書きこみのチェックや返信が必要になるし、メッセージは公になってしまうのでうっとうしい。いやになったら「とりあえずやめる」こと。
著者は断言する。
「テクノロジーの進歩に人間が追いつく必要は全くありません。新しいテクノロジーが使えないということは、その技術が人間に合わせられなかった、というだけだからです」
技術は道具にすぎない。使うかどうかの決定権は人間サマにあるのだ。
生活面でも同じ。捨てるのが面倒だから整髪料や殺虫剤などのスプレー缶は買わない。
2LDK程度なら場所を取る掃除機は要らない。ホコリや髪の毛を取るだけならCMで強調される、あの「強力な吸引力」は必要ないから、クイックルワイパーで十分。
ひとり暮らしなら洗濯機は持たず、コインランドリーを利用しよう。下着は風呂上がりに手洗いして干しておく、という習慣にすれば(趣味でいろいろな下着を揃えている人以外は)、3枚で足りる。それを100円ショップで買ったケースに入れておくと、旅行のときはケースごとトランクに入れればOKなのだ。