いまこそ世界史を読み直そう編
数々の名画から浮かび上がるのは、キリスト教十字軍とイスラム教徒との殺し合いや、ヨーロッパ人がアメリカ大陸の原住民を殺し資源を略奪する姿だ。
翻って現代、イラクやアフガニスタンを空爆するアメリカ軍、女性を誘拐し異教徒を処刑するIS(イスラム国)を見ると、野蛮さや自己中心主義において、人類はちっとも進歩してないのかも、と思えてくる。
ギリシャ独立戦争を描く「キオス島の虐殺」も、現在と重ねると感慨深い。