「近視を治して「生涯視力1.0」を実現する30の生活習慣」小栗章弘著
暗いところで本を読んだり、テレビやゲームで目を酷使すると近視になりやすい。こうした生活習慣の悪化に目が耐えられなくなる背景には、「血液の酸化」があると眼科医の著者は言う。酸化した血液では眼球の新陳代謝も滞り、正常な状態を維持することが難しくなるためだ。
しかし、日々の生活習慣の中から血液の酸化を招く要因を排除することで、視力の維持や改善も夢ではないという。
まず、水道水ではなく蒸留水を常飲すること。水道水に含まれる塩素やトリハロメタンは、血液の酸化リスクを高める可能性がある。ちなみに蒸留水は浄水器を通した水ではなく、沸騰して出た水蒸気を集め冷却したものだ。
1日1食を実行する、目を温めるなど、目によい生活習慣を紹介する。(幻冬舎 800円+税)