「背骨から自律神経を整える」石垣英俊著

公開日: 更新日:

 背骨には脳と通じる中枢神経の脊髄が通っていて、自律神経にも深く関係している。とくに、背骨の胸椎を含む胸郭は、心臓や肺、肝臓などの大事な臓器を守っている。この部分が歪むと、肩こり腰痛はもちろん、動悸やめまい、血圧異常など、さまざまな不調をもたらすことになる。

 しかし、自宅でできる簡単なエクササイズで、この歪みを解消することも可能だ。まず、壁を背にして20~30センチ離れて立ち、両脚を腰幅に開いて両手のひらを胸の前に広げる。次に、上体を右側にねじり両手のひらで壁にタッチしたら、顔だけ正面に戻す。上体を壁の方に倒し、自然な呼吸を3~5回したら、反対側も同じように行おう。

 これだけで背骨が整い、胸郭が開いて内臓の働きも活発になるはずだ。(清流出版 1200円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動