「無敵の『1日1食』」三枝成彰著

公開日: 更新日:

 74歳の現在でも新作オペラを書き続けている音楽家の著者。精力的な活動を支えているのが、30年以上続けている1日1食の食生活だ。

 毎日、朝10時から作曲活動を始めるという著者は、その間は飲み物以外口にせず、夜に初めてその日の食事をする。それまで空腹はまったく感じないそうだ。

 一般的な日本人の食事はカロリーの半分以上がご飯、麺、芋などの糖質だ。これが体内に取り込まれると血糖値が一気に上がる。いったん上がった血糖値は、下がるたびに私たちに空腹を感じさせる。そのため、朝から何も食べなければ空腹も感じず、消化に使われるエネルギーも節約できるという。

 夕食で食べるとよい魚やキノコ、豆類を使ったレシピも紹介。バリバリ働きたいなら、1日1食を始めてみては。(SBクリエイティブ 800円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    白石麻衣&菊池風磨の“熱愛報道”に驚きの声も…「安田くんじゃなかったの?」のワケ

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    キムタクがガーシーの“アテンド美女”に手を付けなかったワケ…犬の散歩が日課で不倫とは無縁の日々

  5. 5

    悠仁さま「渋渋→東大」プランはなぜ消えた? 中学受験前に起きた小室圭さん問題の影響も

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  3. 8

    羽生結弦「30歳の挑戦」…プロ転向から2年半「毎回五輪での記録を更新する気持ちでやっています」【独占インタビュー】

  4. 9

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  5. 10

    いまだ雲隠れ中居正広を待つ違約金地獄…スポンサーとTV局からの請求「10億円以上は確実」の衝撃