「業界だけが知っている『家・土地』バブル崩壊」牧野知弘著

公開日: 更新日:

 ここ数年、活況を呈している不動産マーケットの現状と未来を分析・展望したリポート。

 日本の不動産は、2013年を境に下げ止まり、上昇に転じた。景気回復がそれほど感じられないのに不動産が上昇しているのはなぜか。前回のバブルと、現在の不動産状況を比較しながら、なぜ上昇しているのかを解説。

 年金積立金管理運用独立行政法人の巨額資金の流入や、インバウンドに牽引されるリゾート需要など、今後も投資の活性化が見込める一方、不動産の二極化という、格差社会が不動産の世界にも到来していると指摘。さらに2020年以降に直面する現実問題も視野に、今の状況がバブルとすると、バブルがどのような軌跡ではじけるのかを考察する投資家必読本。

(祥伝社 840円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」