「ディープフェイクの衝撃」笹原和俊著
「ディープフェイクの衝撃」笹原和俊著
ディープフェイクとは、人工知能の技術を用いて合成された、本物と見分けがつかないほどリアルな人物の画像や音声、映像、そして、それらを作る技術のこと。その人物が実際には言っていないことを言ったように加工したり、やっていないことをやったかのように捏造することができる。
かつては専門的な知識や技術、機材を必要としたディープフェイクだが、いまは簡単なツールやサービスが誕生し、誰もがたやすく安価に作成できる時代になった。
本書は、ディープフェイクが引き起こした実際の事件を紹介するとともに、その技術や仕組み、さらには見抜いたり防いだりするための予備知識、そして人とAIが共存、共創する社会の可能性までを紹介。
さまざまな視点から解説したテキスト。
(PHP研究所 1100円)