芸能プロが争奪戦? 15歳シンデレラガール藤野涼子の“前途”
役名=芸名で芸能界デビューを飾った“シンデレラガール”の評判がすこぶるいい。前後編の大作ムービー「ソロモンの偽証」で主演に抜擢された藤野涼子(15)。7日に前編が公開されたばかりだが、ダテに1万人のオーディションの中からその座をゲットしたわけではない。後編の公開(来月11日)を待たずして、今後の活躍に太鼓判を押す声が続出している。
「愛らしいつるっとしたおでこに負けないぐらい、彼女のまなざしや存在感は光っていた。橋本愛や能年玲奈らをはじめとする10年公開の映画『告白』に出演した“告白組”が2010年代前半のアイドル女優ブームをけん引。当時ティーンエージャーの中心だった彼女らが大人の女優へと変貌を遂げつつある中、これからは藤野をはじめとする“ソロモン組”がネクスト枠として台頭する予感がします!」(アイドル評論家の中森明夫氏)
「オープニング2日間の興行収入は1億2000万円とやや物足りない数字ですが、内容はとても素晴らしい。最近の邦画のエンタメ大作の中では出色の出来であり、本作がデビュー作の藤野は今後の芸能活動の可能性を広げたといえるでしょう」(映画ジャーナリストの大高宏雄氏)