著者のコラム一覧
青山佳裕

1954年、東京生まれ。美空ひばりの時代から取材歴40年。現在も週刊誌などで活躍するベテラン直撃記者。

「超面白かった」宇多田ヒカルは直撃取材直後にブログ更新

公開日: 更新日:

■「母は母なりに頑張って生きています」

「母は母なりに頑張って生きています。ご安心ください」と、ハスキーがかった声できちんとした受け答え。「ヒッキー」と呼んでも笑顔で受け入れてくれた。たった10分ちょっとの時間だったが、まだ何者かよくわからないスターの素顔を垣間見ることができた。

「それでは失礼します」と頭を下げて去っていく彼女をみて、応援したくなっている自分がいた。少女でも十分、人を引きつける何かがあったのだ。宇多田に続いて和食チェーン店に入って、腹を満たし、次の取材先に向かっているときだ。編集者から電話が入り、「宇多田のブログを見てみてください!」と興奮気味に言われた。急いでネットから開いてみると、「青山さんて記者さんに直撃されちゃって、色々聞かれてしまいました」とあり、「超面白かった!」と楽しそうに書いてあった。直撃から2時間後だったか、SNSで自分のメッセージを発信する新世代の登場を目の当たりにして、空を仰ぎ見たのを覚えている。 
(聞き手=長昭彦/日刊ゲンダイ

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  3. 3

    大谷も仰天!佐々木朗希が電撃結婚!目撃されたモデル風美女に《マジか》《ビックリ》

  4. 4

    井上中日が「脱立浪」で目指す強打変貌大作戦…早くもチームに変化、選手もノビノビ

  5. 5

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 7

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  3. 8

    “透け写真集”バカ売れ後藤真希のマイルドヤンキーぶり…娘・希空デビューの辻希美とともに強い地元愛

  4. 9

    爆笑問題・太田光のフジテレビ番組「休止の真相」判明 堀江貴文氏“フジ報復説”の読みハズれる

  5. 10

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ