岩井ジョニ男が振り返るタモリの運転手時代と勘違いの30代

公開日: 更新日:

 教えてもらった店にバイトで入ったら、そこはホストクラブでした(笑い)。シャンデリア付きのダンスホールがあり、おばさんとジルバを踊ったりする。だから、最初はお客さんのたばこの火のつけ方とか接客を教えてもらいました。お笑いと何の関係もない。

 田舎出で奥手だからまったくモテなかった。他のホストのように非情になれなくて、お客さんからチップをもらうとかできませんでした。それにお笑いを目指して上京したのに「女性を口説いてお金をもらってどうするんだ?」と思い、1年そこそこで辞めました。

 他の飲み屋で働いたあとに、タモリさんの運転手を務めた期間があります。やっと芸人に近い仕事です。4年半くらいやりましたかねぇ。

 驚いた出来事はタモリさんの対談の仕事で漫画家の赤塚不二夫先生のお宅にお邪魔した日。「おまえ、ちょっと酒作れ」と先生に言われて流しに行くと、蛇口が2つあって1つは水だけど、もう1つはひねると焼酎が出てくるんです。色は同じだから間違いやすいですけど(笑い)。その焼酎を緑茶で割った緑茶ハイを先生に出してました。飲まれる姿を見て「うまそうだな」と思って、今僕も緑茶ハイを飲んでます。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動