並木まきさん 元“美人過ぎる市議”は超売れっ子ライターに
セクハラ、ストーカー、水着グラビア依頼も…
「美人すぎる市議」としてメディアに取り上げられた裏には苦労もあった。
「セクハラやストーカーもありましたし、『女を売りにして政治家になった』と叩かれましたね。美人すぎる議員の中にはタレントのような活動をされる方もいらっしゃったので、その影響もあったのかもしれません」
並木さんにも、政治とは無関係の水着グラビアの仕事依頼が数多く来たという。
「すべてお断りしました。私はポリシーを持って政治家になったので」
その後は公約を実現させたほか、「行方不明者捜索メールの一斉配信」「がん検診の充実」などの実績を残し、15年に結婚したのを機に、政治の舞台から引退した。
現在は自身のオンラインサロンを開設。後進の育成にも励んでいる。
また、8月からは「BIGO LIVE」の公式ライバーとして動画の生配信を始めた。朝と昼の2回、日常や美容について話しているそうだ。
執筆活動に美容家、そして動画配信。そのバイタリティーの源は?
「社会に貢献したいという思いは常に持っています。先が見えない時代にこそ、私の文章や動画で誰かが元気になってくれることがうれしいんです」
「美人すぎる市議」は容姿だけでなく、生きざまも美しかった。
(取材・文=小宮志保/日刊ゲンダイ)