「世界(欧米)に褒められたい病」はコンプレックスかも…
松山英樹選手のマスターズ優勝の話題ってもう古いですよね。でも気になったことがあったので書かせてちょうだい。松山プロのキャディーが最終ホールのピンを戻したときにグリーンに一礼したのがアメリカメディアで話題になったという日本での報道。それは称賛されてるような報道でした。でもアメリカで生まれ育った、両親が日本人、英語も日本語もネーティブ、どちらの国の文化にも精通してる知人いわく「なんで頭さげてんの?」がアメリカ人の反応だそうです。
八百万(やおよろず)に神が宿る日本文化に対して物や場所に神様はいないとするアメリカ文化(キリスト教)はあの一礼の意味がわからないそうです。そしてアメリカ人にそのことを説明すると大抵の反応は「きもっ」だそうです。まぁそれぞれの国の文化なのでどんな反応もいいんですけど、そうなると心配なのが今までの日本人の行動をよく「世界が絶賛!」と伝えられてた行動に対する本当の世界の反応です。
例えばサッカーW杯で客席を掃除してから帰った日本人サポーターや野球WBCの日本ベンチにはゴミが全く落ちてなかったことは本当に絶賛されていたのか。清掃員の仕事を奪った悪行のように言われてないのかしら。扱ったのが1社だけで、しかも記事の大きさが実はスゴい小さかったんじゃないのかと。まぁ評価なんかを気にしなくても日本人としては普通のマナーとしてやってることなので褒められても、けなされてもどっちでもいいんだけどね。