著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

沢口靖子の謎めいた私生活…醜聞ゼロでいまだ独身、テレ朝「科捜研の女」も22周年

公開日: 更新日:

「科捜研はチームプレー色が強く、沢口の個性はそう目立たないが、ドクターXはビジュアルも含め米倉が際立ったドラマ。本人が悩むのも理解できる」(芸能関係者)

 沢口の科捜研が米倉にどう映るのか興味深い。「継続は力なり」を証明するように「科捜研」は今や「相棒」と並びテレ朝の看板ドラマになった。10月で放送22周年を迎える。ドラマ史上、最も長く続いた作品は沢口の代表作となった。22周年を記念して初の劇場版も公開された。舞台挨拶で沢口は感慨ひとしおだったが、公開前はめったにバラエティーに出ない沢口も宣伝を兼ねてテレ朝の番組に出ずっぱり。その瞬間、科捜研の榊マリコから沢口に戻り、昔と変わらない爽やかな笑顔を見せていた。誰もが癒やされるような笑顔だったが、どうしても浮かぶのが私生活を巡る「不思議」の文字だ。

 いまだにスキャンダルらしいものがない。沢口が適齢期を迎えた30歳前後、「沢口の恋人を探せ」と芸能メディアは競うように私生活を追った。「女優は共演者と付き合うことが多い」という鉄則に基づき周辺を取材するも、2人で食事した者も見つからない。ようやく探し当てた都心の住まいは閑静な住宅街。「深夜、ラフな格好でコンビニで買い物していた」という目撃情報を取れた程度で恋人の存在どころか、私生活も謎めいていた。流れてくる恋人情報もあいまいなものばかり。父親が東宝社長だった松岡修造との噂も接点すら見つからず。

 有力と言われたのが「恋人は大物財界人」説だった。ホテルなどを張り込むメディアもあったが、決定的なものはなく、噂の域を超えずに終わった。いまだに独身。その私生活は依然としてベールに包まれたまま。不思議は続いている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造