戦時中に禁じられた「禁演落語」をテーマにした舞台に出演した
禁演落語とは戦時中に時節に合わない「居残り佐平次」などの廓の話や艶っぽい話など53種を、禁演として現在も浅草本法寺にある「はなしづか」に葬ったもの。その後終戦で、無事に掘り起こされ、また演じられるようになった。
当然そこには言論弾圧や焚書などのテーマがあり、ひいては反戦の心がその下に通奏低音として響いている。それを笑いとともに軽妙に見せる、ここがまさにラッパ屋であり、見事に40周年にふさわしい芝居となった。
23日まで。当日券も若干枚出るようだ。ぜひ目撃していただきたい。20日はお2人演じる禁演落語会もあるが、こちらは秒で即完した。私も出演させていただく。さて何をやろうか。