お湯の温度は、夏は39度、冬は40~41度を目安にする。まず湯船に15分つかってから、髪や体を洗い、最後に再び10分ほど湯船に入る。少なくとも25分以上、湯につかるのが望ましい。パジャマを着て布団に入った時、体の中からポカポカが続くようなら、腸が温まっている証拠だ。
「食事については、野菜や果物を食べて食物繊維をしっかり摂取することが基本になりますが、これは後回しでいい。運動、睡眠、風呂に気をつければ、多くの便秘は解消されていきます」(酒井理事長)
便秘の中には、大腸がんなどの重大病が隠れているケースもある。頻繁に便秘を繰り返し、便に血が混じっていたら、すぐに医者に相談しよう。