本格シーズンはすぐ 花粉症は自覚症状が出る前に「目薬」を

公開日: 更新日:

 人によっては花粉症からドライアイになり、いっそう目がかゆくなり、充血することがある。
 原因のひとつはまつげの縁にある数十個の分泌腺で、涙の表面を覆う油脂成分を分泌する、マイボーム腺が詰まるためだ。

「これを解消するには目を温めて、ベビーシャンプーなどでまぶたを洗い、シャワーをかけることです。まぶたの清潔操作をすることは大切です。ただし、目そのものを洗うことはお勧めしません。眼球の表面はムチン、水、脂でつくられていて、眼球を守っています。目を洗うとその保護的な膜が壊されるからです。最近、水泳の後に目を洗うことが奨励されなくなったのもそのためです。それより、花粉予防のメガネやマスクをする方がいいでしょう」(清澤院長)

 また、花粉症の人はシーズン中はコンタクトをやめた方がいい。
「花粉を角膜ですりつぶしてしまうコンタクトはやめましょう。ハッチアウトが増えるからです。花粉によるかゆみがなくなるまでメガネにすることをお勧めします」(清澤院長)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動