カリスマバイヤー藤巻参院議員襲った「大動脈瘤破裂」の怖さ

公開日: 更新日:

 結いの党の藤巻幸夫参院議員(享年54)が15日、出血性ショックで死去した。

 伊勢丹のカリスマバイヤーや福助社長などファッション業界で知名度を上げ、12年12月に比例で繰り上げ当選。政治家としてはまだこれからだった。昨年12月のみんなの党分裂劇までは、元気そのもので病気の気配など
全くなかったという。

■年明け以降、国会に姿を見せず

 結いの党関係者がこう言う。
「クリスマスの頃に急性すい炎で倒れ、入院したそうです。以降、国会に顔を見せることはありませんでした。党内で何度か<お見舞いに行こう>と話しましたが、ご家族から<面会できる状態ではないので>とのことでした。ただ数日前、藤巻さんの秘書が<状態はいいです>と言っていたので、春には復帰できるかと思っていたのですが…」

 死因の出血性ショックを招いたのは大動脈瘤破裂だったようだ。大動脈は、心臓から拍出された血液を全身に届ける血管で、直径2~3センチ。体の中で最も太い血管が破裂するのは、高血圧が原因といわれている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…