年々増える国家試験の受験者 医療現場に“適正”はあるのか?

公開日: 更新日:

 病院はどこもチーム医療が基本です。それぞれが持つ高度なスキルを結集して、一人の患者さんの診断・治療を行います。

 そのため、医師であれ、薬剤師であれ、看護師であれ、技師であれ、コミュニケーション能力ときちょうめんさがない人は、この仕事に向きません。

 日々進歩する医療についていくには、探求心が必要です。何も考えず努力しない人は生き残れません。むろん、体力がなければ正しい判断ができなくなります。つまり、いくら性格が優しくても、生活がルーズで、人嫌いでは医療には向きません。

 せっかく国家試験に合格しても、医療の現場に立って「こんなはずじゃなかった」と失望して辞めていくのは、本人はもちろん、病院にとっても不幸なことです。医療系の仕事を志望する人は医療現場ではどんな人が求められているかを知ったうえで、資格試験にチャレンジして欲しいものです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情