「身内のがん告知」に立ち会うとき気をつけるべきこと

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 専門用語を並べて説明する医師もいるが、素人が詳細を理解するのは無理。告知に立ち会った人ががん患者に聞かれたら、「自分もよく分からなかった」と正直に言っていいという。

「ただ、余命宣告は別です。余命1年なら1年という言葉だけが独り歩きしてしまい、『1年半は絶対に無理だが、半年や9カ月は保証された』との誤った考えを持たれる恐れがあります。これはどちらも間違いです」

 そもそも、余命というのは一般的には「生存期間中央値」と呼ばれるものを指し、平均値とも違う。これを素人が理解し、人に正確に伝えるのは不可能。そもそも、病状も治療法も違う患者の死を予測できるはずもない。

「余命1年と言われたら、その意味は『過去の治療法を行った過去の患者さんの半分が1年以上生きたという統計数字で、これから治療を行うあなたの予測ではない。ただし、その間に何かあったらいけないので、長期ローンなどはしない方がいい』という程度に伝えていただければよいと思います」

■「頑張れ」はいけない

 (2)については、まず「治るというのは死なないことではない」と伝えることが大切だという。

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