【人間ドック】筑波大学附属病院・つくば予防医学研究センター(茨城県つくば市)
同センターの人間ドックのもうひとつの大きな特徴は、全国でも珍しい「予防・先制医療の研究を行う」こと。同意の得られた受検者の疫学データやヒト試料(血液など)を保存し、病気の発症予測や発症の遅延・防止の研究に役立てる。研究内容はホームページで公開し、同意後でも受検者が利用を拒否できる仕組みも整えている。
「いまは検査日が週3回で、1日最大12人を受け付けているので年間で約1800人。将来的にはもっと検査日を増やし、病気の罹患・重症化予測システムやがんの早期診断マーカーの開発などに役立てていきたいと考えています」
■データ
本院は1976年開院。同センターは人間ドックを行う施設として2016年10月設置。
◆スタッフ数=専属医師3人、兼任医師2人
◆人間ドックの検査日=月・水・金(検査人数は1日最大12人)