無理なく始められる “正月脂肪肝”を解消する食事と運動

公開日: 更新日:

 2つ目は夕食で糖質を取り過ぎないことだ。

「糖質も必要だから取っているわけではなく、糖質中毒になっているから食べるのです。不必要な糖質は脂肪細胞にため込まれて、結果、体重が増えて脂肪肝をつくり出します。これを解消するには夕食だけでいいから糖質を抑える必要があるのです」

 ただし、厳しいルールを課す必要はない。夕食は小さめの茶碗に軽くご飯1杯として朝食、昼食は何も制限しない。普段通り何を食べてもよいというメリハリが大切だ。

「3つ目はゆっくり時間をかけて食べること。ゆっくり食べれば太らないし、脂肪肝もできにくい。咀嚼はひと口30回を目指し、食事時間は長くするよう努力します。そのために箸の使い方を変えてひと口の量を少なくするのもいいでしょう」

 昔から「箸先五分(約1.5センチ)、長くて一寸(約3センチ)」という。箸は先から1.5~3センチだけを使うようにすればひと口の量が少なくなり、食事時間も長くなる。

 運動も可能なら毎日30分以上続けてウオーキングするだけでいい。それを裏付ける筑波大の研究がある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」