謎の子供の病気「A・F・M」急増中…日本でも流行するの?
治療法は確立しておらず、理学療法、作業療法などに頼っているのが現状です。ステロイドによる治療が実施された例も伝えられていますが、完全な回復には至っていないとしています。
効果的な予防法もなく、少なくともポリオの予防接種を受ける、ウェストナイルウイルスを媒介する蚊に刺されないように気をつける、通常の感染症予防同様にまめに手を洗うことなどが呼びかけられています。
日本では、2014年に北米でA・F・Mが流行したのに続いて、翌15年秋に急性弛緩性麻痺(A・F・P)の症例が多発。A・F・Pの次の流行に備え、5月から全数届出疾患になったと、日本小児科学会が周知しています。