3割が眼精疲労でトラブルに メガネ選びで体はラクになる

公開日: 更新日:

●矯正視力は0.9か1.0

「よく見えるようにという気持ちは察しますが、過矯正はメガネ不調の大きな原因。デスクワークなど近くを見る時間が長い人ほど、その負担は重い。PC作業や会議などが仕事の中心なら、矯正視力は両目で0.9か1.0で十分です」

 眼科医会の調査では、1.0以上に矯正している人は約6割に上る。

「見えにくい人は、古い検査結果の矯正視力が受け継がれているため。見直すといい」

●焦点距離をしっかり把握する

 どれくらいの距離でピントを合わせるか。その距離が焦点距離だ。

「必要な矯正視力が1.0でも、遠くを見つめるドライバーとPCや身の回りなどのチェックが中心のデスクワーク、店内を広く見渡す監視員などでは、焦点距離が全く違います。メガネを作るとき、その距離感を伝えないと、デスクワーク用メガネとして作られる可能性が高い」

 仕事はデスクワーク、趣味はゴルフという人は、仕事用とゴルフ用を使い分ける。「ゴルフが終わったら、仕事用につけ替える」のがベターだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…