胃の下の胚細胞腫瘍は大きかったので、胸痛や胃の不快感などがあったと思われますが、検査を受けるまで半年ほど放置したそうです。精巣の腫瘍は、ねじれていると痛みがありますが、そうでないと痛みのない腫れが症状になります。
仙骨部にできると、排尿障害やお尻のしこりが見られたり、脳にできると頭痛や嘔吐から食欲低下まで、圧迫する部位によってさまざまな症状が見られます。症状の部位に応じてエコー検査やMRIなどで発見されることは珍しくありません。
まれながんでも、根治も可能ですから、彼のように前向きに治療に取り組むことが大切です。