男性9年、女性は12年以上…不健康期間は延びているのか?
これは、第二の人生を乗り切る上で大問題と言えるでしょう。
定年退職後もできるだけ長く、なにかしら仕事を続けて生活費を稼ごうというシナリオが、根本から揺るぎかねません。それに、平均約9年間も不健康で不自由な生活を強いられるのは、つらすぎます。家族や周囲の人にも迷惑をかけてしまいます。
とはいえ「健康寿命は79歳」と言われても、あまり実感が湧かないのではないでしょうか。70代の知り合いで、病気で日常生活がままならない人や、認知症で施設に入ってしまった人は、何人おられますか。もちろん持病を抱えた人は大勢いますが、大半は生活に支障があるというほどではありません。
健康寿命は、どうもうさんくさい。少なくとも参考にはならないのではないか。そう考えるのが、むしろ自然です。
では、どのような秘密が隠されているのでしょうか。