7割がうまくできない 家庭で血圧測定「誤差」を生む要因は

公開日: 更新日:

 心臓より10センチ高いと血液が流れにくくなり、正しく測定する数値より8低下。心臓より10センチ低いと8上昇するというから、バカにできないだろう。

「1回目は高く出やすいので、2回測って、2回目を採用するといい」

 カフの巻き方も、要チェックだ。

「カフの締め付けを嫌がって緩く巻くと、かえって血圧が高く出やすくなります。カフとの間に指が1本か2本入るくらいの巻き方が理想です」

 なるほど、記者もきついカフが嫌いで緩く巻いていて、健康診断の数値より20以上も高く出て驚くことがしばしばあった。巻き方を見直すと、ほぼ健康診断の数値に落ち着いた。

「測る前は、排尿を済ませておくことです。膀胱に尿がたまっていると、数値が高く出やすい」

 米ジョンズ・ホプキンス大の調査によると、膀胱が満タンだと、10~15も高くなるという。

 何げないクセも、血圧を測るときはやめた方がいい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」