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神崎浩孝医学博士、薬剤師

1980年、岡山県生まれ。岡山県立岡山一宮高校、岡山大学薬学部、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科卒。米ロサンゼルスの「Cedars-Sinai Medical Center」勤務を経て、2013年に岡山大学病院薬剤部に着任。患者の気持ちに寄り添う医療、根拠に基づく医療の推進に臨床と研究の両面からアプローチしている。

「遺伝子治療薬」の登場は科学技術の進歩のたまもの

公開日: 更新日:

 それまで、薬のほとんどが化学合成か天然物から抽出した化学物質でしたが、遺伝子治療薬は化学薬品ではなく、生体内にある物質を人工的に合成したものです。化学薬品ではない物質を合成し、安全面や衛生面を考慮した「薬」として発売するというのは科学技術の大きな進歩であるといえます。

 今後、こうした新しい薬が幅広い疾患に使われるようになり、これまで治療が難しかった病気の治療にも役立つのではないかと注目されています。次回からその一端を紹介していきます。

【連載】遺伝子治療薬はここまで来ている

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