著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

ヘディングの影響は…サッカー選手は認知症になりやすい?

公開日: 更新日:

 心臓病や肺がん死亡リスクが低いという結果は、元サッカー選手がもともと健康的であり、喫煙者も少ない集団だったからだと思われます。しかし、そのような健常集団でありながらも認知症による死亡リスクが高いという結果は競技中の慢性的な外傷が健康状態に影響を及ぼしている可能性を示唆します。とりわけフィールドプレーヤーはヘディングの影響も軽視できないかもしれません。

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