著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

アメリカのがん死亡率が過去30年で29%低下したのはなぜか

公開日: 更新日:

 皮膚がんの一種メラノーマ治療の進歩も、転移性がん患者の延命につながっています。免疫療法により20歳から64歳の患者の死亡率が7%、65歳以上に関しても5~6%下がったという数字もあります。

 一方、大腸がん乳がんに関しては死亡率低下のスピードが下がっており、前立腺がんの死亡率はまったく下がっていません。

 また、喫煙率の低下とは逆にアメリカ人の肥満のさらなる進行が、新たながんの傾向を生み出しています。現在アメリカ人の7割近くが太り過ぎ、4割が肥満症という状況の中で、肝臓がん腎臓がん、脾臓(ひぞう)がん、子宮がん、閉経後の女性の乳がん、55歳以下の大腸・直腸がんが増えてきていると、アメリカがん協会では警鐘を鳴らしています。

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