新型肺炎予防にも “サウナでととのう”は免疫力強化に効果

公開日: 更新日:

「ととのった~」が、猛威を振るう新型肺炎の意外な予防法になり得る。ドラマ「サ道」のヒットなど目下、サウナブーム到来。キーワードの「サウナでととのう」が流行中だが、心身ともに「ととのえる」のは思った以上にプラス効果がありそうだ。

「頻繁にサウナ浴を行うと、中年白人男性における肺炎リスクが低下する可能性がある」

 2017年10月にそんな論文を発表したのは、オランダの医療専門誌「Respiratory Medicine」。白人男性2210人(42~61歳)を25年以上、追跡調査した過程で、計375種の肺炎が記録されたという。

 結果は、サウナの利用頻度が「週1回以下」の人の肺炎リスクを「1」とすると、「週2~3回」の人は「0・67」と3割超もリスクは低下。「週4回以上」のリスクは「0・53」と、ほぼ半分だった。

 論文は「サウナ入浴の頻度と肺炎のリスクとの関連を評価することを目的とした」と記し、「サウナ入浴は呼吸器疾患のリスクを減らす可能性がある」と評価。「しかし、証拠は不確かだ」と書かれている。一体、サウナにはどんな予防効果があるのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い