糖尿病の人が今すぐ行うべき認知症の発症回避対策
同居するご家族がいる場合は、ご家族の負担が増えますし、一人暮らしの場合は、なんらかの対策が必要。しかし、そうしていても認知症発症前と同じように糖尿病治療がうまくいかず、糖尿病が悪化してしまうケースが珍しくないのです。
7月8日(米現地時間)、米国の製薬会社「バイオジェン」がアルツハイマー型認知症の治療候補薬について、FDAへの生物製剤ライセンス申請を完了したことを発表しました。これまで承認されている薬は認知機能を一時的に改善するに過ぎないのに対し、今回の候補薬は認知機能の低下を抑えられたとの結果が臨床試験で出ており、世界初のアルツハイマー型認知症治療薬になるのではないかと、期待されています。
しかし現段階ではFDAに承認されるかどうかはなんとも言えません。承認されたとして、日本に入ってくるのは何年も先でしょうし、しばらくは非常に高額で、一般の人が使えるようになるまでは時間がかかると思われます。
■症状が出てきたらすぐ病院では遅い
となると、現在糖尿病を抱えている人は、将来の認知症対策として、何をすべきか?