人工骨を使わない歯科インプラントは腫れない、痛くない
実際、木村院長のクリニックには他院で歯科インプラント治療中の女性に同様な症状が出て駆け込まれたケースもあったという。
「この患者さんは入れた人工骨を取り去る手術が必要になりました」
人工骨には骨が再生される途中で吸収されてしまうタイプと人工骨が残るタイプがある。感染リスクが高いのは後者のタイプで、治療後もそのリスクは天然骨に比べて高くなるという。
「ただし、骨再生の途中で人工骨が吸収されて消失するタイプも、インプラント治療後に再生された骨がなぜかやせやすいといわれています」
ならばなぜ多くの歯科医師は人工骨を使うのか?
「それは多くの歯科医師が人工骨には骨をつくる能力があり、患者さんのやせた歯槽骨を再生させるには人工骨が必要と教えられ、信じているからです。しかし、私はそうは思いません。現に私は人工骨をまったく使わずにインプラント治療をしており、この治療を始めて10年以上になりますが問題は起きていません。90代の患者さんにも3年前にこのインプラント治療法を行いましたが、インプラントでバリバリ食べています」