人工骨を使わない歯科インプラントは腫れない、痛くない

公開日: 更新日:

 実際、木村院長のクリニックには他院で歯科インプラント治療中の女性に同様な症状が出て駆け込まれたケースもあったという。

「この患者さんは入れた人工骨を取り去る手術が必要になりました」

 人工骨には骨が再生される途中で吸収されてしまうタイプと人工骨が残るタイプがある。感染リスクが高いのは後者のタイプで、治療後もそのリスクは天然骨に比べて高くなるという。

「ただし、骨再生の途中で人工骨が吸収されて消失するタイプも、インプラント治療後に再生された骨がなぜかやせやすいといわれています」

 ならばなぜ多くの歯科医師は人工骨を使うのか?

「それは多くの歯科医師が人工骨には骨をつくる能力があり、患者さんのやせた歯槽骨を再生させるには人工骨が必要と教えられ、信じているからです。しかし、私はそうは思いません。現に私は人工骨をまったく使わずにインプラント治療をしており、この治療を始めて10年以上になりますが問題は起きていません。90代の患者さんにも3年前にこのインプラント治療法を行いましたが、インプラントでバリバリ食べています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭