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松生恒夫医学博士

昭和30(1955)年、東京都出身。松生クリニック院長、医学博士。東京慈恵会医科大学卒。日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。地中海式食生活、漢方療法、音楽療法などを診療に取り入れ、治療効果を上げている。近刊「ビートルズの食卓」(グスコー出版)のほか「『腸寿』で老いを防ぐ」(平凡社)、「寿命をのばしたかったら『便秘』を改善しなさい!」(海竜社)など著書多数。

ポールは高尾山の頂上で「かき揚げそば」をリクエストした

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 ポールの主張は、食の欧米化が定着した日本人にとっても他人事ではありません。しかし、たとえば「朝食=ご飯、焼き海苔、漬物、みそ汁、昼食=かき揚げそば、夕食=ご飯、湯豆腐、野菜のおひたし、漬物、みそ汁」といった和食であれば、「ミートフリー・マンデー」流の立派なメニューです。塩分過多に注意が必要ですが、さらに、ご飯を雑穀米、麦ご飯、玄米ご飯にすれば、完璧な健康食であり、エコロジーにも有効です。

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