血管<上>循環器専門医が勧める内臓脂肪を減らす運動法2つ

公開日: 更新日:

 脂肪細胞から分泌されるホルモン様物質を増やすことと、運動習慣にどんな関係があるのか。じつは、脂肪細胞は大きくなり過ぎると、途端にアディポネクチンの分泌をストップさせてしまうのだ。

 特に皮下脂肪よりも内臓脂肪が増加すると、アディポネクチンの分泌量が低下するという。

 逆に内臓脂肪が増えると、脂肪細胞は悪玉物質の「悪玉アディポサイトカイン」を大量に分泌するようになる。この悪玉物質は、血栓をできやすくしたり、血圧を上昇させたり、血糖値を下げるインスリンの働きを悪くしたりする。つまり、アディポネクチンの分泌を増やすには、運動習慣で内臓脂肪を減らすことが重要になるわけだ。

「内臓脂肪は皮下脂肪より燃焼しやすいので、定期的に運動すれば必ず減らすことができます。ウオーキングやジョギングなどの有酸素運動は、脂肪燃焼効果が高いので、内臓脂肪を減らすのに効果的です。さらにもっとおすすめなのは『ドローイング』という腹筋トレーニングです。お腹をへこませるだけの簡単な運動ですが、内臓脂肪を減らす効果は抜群です」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末