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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

キクラゲは骨折・がん・感染症予防に役立つ夕食向けの食材

公開日: 更新日:

 ビタミンDは油に溶けやすい性質があるので、油と一緒に食べると吸収率がアップします。

 中でもビタミンDが含まれる卵黄とあわせて食べることでさらに摂取量アップが見込めます。キクラゲ卵は非常に理にかなった調理法なのです。時間栄養学で朝食べたいタンパク質は卵白に多いので、より夜向きにするなら卵黄のみ使うのもいいでしょう。

 キクラゲには乾燥キクラゲと生キクラゲがあります。ビタミンDは日光に当たると増える性質があるので、天日干しした乾燥キクラゲの方が生キクラゲの10倍もビタミンDが増えたという報告があります。

 乾燥キクラゲは水で約6時間ほどじっくり戻す方法でうま味が流れ出さず、食感のよいキクラゲになるのでぜひ試してみてください。

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