膝<上>変形性膝関節症を軽減する歩き方と姿勢 専門医が伝授

公開日: 更新日:

「膝痛に気づいたら、きちんと整形外科を受診してシロクロはっきりさせるべきです。早めに診断をつけて、『自分は変形性膝関節症という病気を抱えている』という自覚ができると、膝を大切に扱うようになるし、早めに予防対策を行うようにもなります。そういう意識を持っているかどうかで、膝の状態の進行や悪化を抑えられることも少なくないのです」

 ただし、受診して変形性膝関節症の診断がついても、整形外科でできる治療はあまりない。軽症や中等症の段階でできることは、せいぜいヒアルロン酸を注入したり、炎症で水がたまった時に水を抜いたりするくらい。

 それも必要なければ「しばらく様子を見ましょうか」となる。基本的に、膝痛で整形外科ができることは「保存療法で様子を見る」と「手術をする」の2つしかないという。

 では、軽症や中等症なら保存療法(外来処置)だけでいいのかといえば、そうではない。膝痛をこれ以上進行させないために、行うといいケアや予防の対策法はいろいろある。しかも、軽症であればあるほど使える策は多いし、その策が効果を発揮しやすくなるのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり