足の病気の専門医が解説 「正しい靴選び」3つのポイント

公開日: 更新日:

宇佐見則夫院長 うさみ整形外科・足と靴のクリニック(東京・調布市)

 普段、何げなく履いている靴だが、ケガから「足を守る」という大事な役割を果たしている。それをデザイン優先で選んでいたとしたら本末転倒。靴が合っていないと足の痛みの原因になるだけでなく、体重による負荷がうまく吸収・分散されず、膝痛や腰痛の悪化の原因にもなる。健康長寿のためには、正しい靴選びの知識を身につけて、足の健康管理が重要になるのだ。

 しかし、日本では足に対する靴の影響は、一般的にあまり知られていない。

 足の病気の専門医である宇佐見則夫院長(顔写真)が言う。

「それは西洋諸国に比べて、日本は靴の文化の歴史が浅いからです。本来であれば、小学生の頃には正しい靴の選び方や履き方を教えておかなければいけないのです。また、年を取るにつれて足の靱帯や筋肉が弱まり、体重も変化するので、少しずつ足の形が変わることを知っておかなければいけません」

 正しい靴選びの基本的なポイントは次の3つになる。

●かかとが隙間なくフィットしていて、ある程度の強度があるもの。「靴はかかとに合わせて履くもの」だという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース