池田陽子
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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

枝豆とめかぶで体内を“除湿”して体臭を改善する

公開日: 更新日:

 どんなに仕事ができても、どんなにカッコよくても、「ニオイ」がするとイメージはガタ落ち……。食べるデオドラントで対策を図りましょう。 薬膳における体臭対策はタイプ別の食養生が必要。大きく4つのタイプに分かれます。それぞれのタイプに合った「消臭食材」を取り入れましょう。

 まずは「水分過剰タイプ」。体内の水分が過剰になっていることが原因で体臭を引き起こします。中医学では「痰湿」といわれる状態で、「湿」とは体内にこもった余分な水分、そして「痰」とは湿が長く停滞してしまうことによってできる「粘度が高い物質」のこと。排泄されるはずの痰や湿が体内に蓄積されることでニオイを発します。いわば、「よどんだドブ川」がニオイを放つのと同様な状態なのです。

 このタイプは新陳代謝が悪く、余分な水分ばかりか脂肪もため込みやすく肥満気味。いわゆる「水太り」しやすい傾向があります。普段からむくみやすく、体や頭が重だるかったり、過剰な水分が消化・吸収能力を低下させるために胃もたれ、吐き気、目まいといったトラブルも見られがちです。

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