タンパク質を効率よく摂取したければ「肉+キウイフルーツ」

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 ジムで体を動かした時の消費カロリーを測定するためにスマートウオッチ(スマホと連動してさまざまな機能が使える腕時計型ウエアラブル端末)をつけているのだが、在宅勤務時の歩数や消費カロリーがあまりに少ないことが改めてわかり、ぞっとしている。

 活動量の少なさは、体重増と同時に筋肉量減少を招く。すると疲れやすくなり基礎代謝が落ちるので、以前よりも太りやすくなる。

 体を動かす時間を少しでもつくるとともに、食事にも気をつけなければならないが、筋肉の原料であるたんぱく質とともに摂取したいのが、たんぱく質分解酵素。たんぱく質が豊富な肉は消化に時間がかかるが、たんぱく質分解酵素を一緒に取れば、たんぱく質の消化スピードが速くなり、吸収が良くなる。

 食品ごとにさまざまなたんぱく質分解酵素があるが、一年中手に入り、食べやすい点から注目を集めているのがキウイフルーツ。キウイフルーツには、アクチニジンというたんぱく質分解酵素が豊富に含まれている。

 キウイフルーツのうち、グリーンキウイという品種を用いた動物実験では、アクチニジンがたんぱく質の消化・吸収を促進することが確認されている。

 また、人を対象とした臨床試験では、牛肉ステーキと一緒にグリーンキウイを食べると、膨満感などの胃の不快な症状が和らぐ可能性が示唆されている。お肉を食べると胃の調子が……という人にもお勧め。

 (和)

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