タンパク質を効率よく摂取したければ「肉+キウイフルーツ」

公開日: 更新日:

 ジムで体を動かした時の消費カロリーを測定するためにスマートウオッチ(スマホと連動してさまざまな機能が使える腕時計型ウエアラブル端末)をつけているのだが、在宅勤務時の歩数や消費カロリーがあまりに少ないことが改めてわかり、ぞっとしている。

 活動量の少なさは、体重増と同時に筋肉量減少を招く。すると疲れやすくなり基礎代謝が落ちるので、以前よりも太りやすくなる。

 体を動かす時間を少しでもつくるとともに、食事にも気をつけなければならないが、筋肉の原料であるたんぱく質とともに摂取したいのが、たんぱく質分解酵素。たんぱく質が豊富な肉は消化に時間がかかるが、たんぱく質分解酵素を一緒に取れば、たんぱく質の消化スピードが速くなり、吸収が良くなる。

 食品ごとにさまざまなたんぱく質分解酵素があるが、一年中手に入り、食べやすい点から注目を集めているのがキウイフルーツ。キウイフルーツには、アクチニジンというたんぱく質分解酵素が豊富に含まれている。

 キウイフルーツのうち、グリーンキウイという品種を用いた動物実験では、アクチニジンがたんぱく質の消化・吸収を促進することが確認されている。

 また、人を対象とした臨床試験では、牛肉ステーキと一緒にグリーンキウイを食べると、膨満感などの胃の不快な症状が和らぐ可能性が示唆されている。お肉を食べると胃の調子が……という人にもお勧め。

 (和)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇