世界三大キノコのひとつ ポルチーニの「生」をフリットで
フレッシュポルチーニの旬は、10月まで!
トリュフ、マツタケと並ぶ世界三大キノコのひとつ、ポルチーニ。5~6月にサマーポルチーニが出回り始め、8~10月が最盛期といわれている。乾燥のポルチーニを使った料理はシーズン以外でも食べられるが、“生”を食べたければ、今だ。
開店18周年を迎えたということで、先だってこの欄で南イタリア料理店「ピノサリーチェ」(渋谷桜丘郵便局近く)を紹介したが、後日またもや訪問。「本日の前菜」にフレッシュポルチーニがあり、小躍りした。どのようにも調理してくれるとのことで、迷わずフリットで注文した。ソテーもパスタもリゾットもおいしそうだったが、「揚げ」の方が、衣で香りが閉じ込められるような気がして。
フォークで切ると「ポルチーニ汁」が皿にこぼれそうでもったいなく、熱々を口の中に放り込む。ブワッとポルチーニの香りが広がる。くいっと白ワインを飲む。控えめに言って、最高。
ポルチーニは、ほかのキノコと同様、低カロリーで食物繊維が豊富(揚げたり、バターやチーズや生クリームを使ってソースを作ったりしたら高カロリーだが)。
今年まだ「生」を食べていない人は、ポルチーニの料理を出している可能性が高いイタリアンレストランへ急げ。(和)