津軽で若生おにぎりと「奇跡のステンドグラス」を堪能

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津軽五所川原駅前「でる・そーれ」で「若生おにぎり弁当」を

 宮越家には、送迎バスが止まる津軽中里駅まで津軽鉄道線に乗った。その前に、始発の津軽五所川原駅前「でる・そーれ」で「若生おにぎり弁当」を。

「若生」は津軽半島沿岸で早春に取れた薄い昆布を干したもの。海苔で巻いたおにぎりの、その海苔部分が若生になっている。

 若い昆布なので柔らかいが、しかし海苔のようには噛みきれんっ! 難儀していると、お店の方が「繊維に沿って食べてくださいね!」。おかげで、きれいに歯でちぎることができた。

 昆布の風味が口の中に広がり、程よい塩味がすごくいい。ネットに「プツッとはち切れるような歯触り」と紹介されていたが、まさに。五所川原出身の作家、太宰治も大好物だったとか。

 ステンドグラスと若生おにぎりを堪能するために、ぜひ津軽へ。 (和)

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