野菜5種で話題の「脂肪燃焼ダイエットスープ」を作ったら…
5月2日発行の本紙GW特別号の企画で、「脂肪燃焼ダイエットスープ」なるものを取材した。大阪で「さらさら堂鍼灸院」を開く鍼灸・マッサージ師の岡本羽加さんが約20年前に考案したもので、詳細はGW号を見ていただきたいのだが、これがちょっとびっくりするくらいのおいしさ。
材料は、スーパーで容易に手に入る5種類の野菜と、ほんの少しの塩のみ。本来は昆布や鶏がらスープを使うのだけど、家になかったのでそれらはカット。野菜の分量も、自己流(岡本先生、すみません……)。材料をすべて圧力鍋に放り込み、水を少量入れ、適当に煮て放置。そのまま冷蔵庫へ入れておいた。
4月とは思えぬほど気温が上がった日、在宅勤務のランチに、スープを冷蔵庫から出してそのまま器に盛った。正直なところ、食べる前は「野菜だけであっさりし過ぎているかな」「ほんのちょっとしか塩を使っていないから、味が薄いだろうな」と思っていた。物足りなければ、エキストラバージンオリーブオイルなり、ゆずこしょうなり加えればいいか、と。ところが!
冒頭で述べたように、感激の味だったのだ。「味が薄い」なんてとんでもない! 野菜の甘みが出て最高。絶対に塩を足そうとするだろうと予想していた家人が、「これ、めっちゃええな!」とまさかの反応。
「飽きずに食べられる」と岡本先生が言っていたが、納得。脂肪燃焼とは関係なく、積極的に作って食べたいスープだなと心から思った。
なお、ダイエット目的の人は、レシピに忠実がお勧めです。(和)