日本では21年から同様な実証実験がスタートしている。静岡県内の被験者に通常の心電図検査を受けてもらい、AI解析によって隠れ心房細動の有無を予想。そのうえでリストバンド型脈波センサーや1チャンネル心電図モニターといったウエアラブル機器を用いて脈拍や心拍の遠隔モニタリングを行い、AIによる自動検出により心房細動を発見するというものだ。
「脳梗塞の再発防止のための抗凝固剤などの薬剤も、どのタイプの人にどの薬が効くのか、などの研究も進んでおり、脳梗塞の発症数はもちろん、介護が必要となる重度の脳梗塞の数も将来は抑えられるのではないでしょうか」