梅雨に悪化…不快で眠れない「むずむず脚症候群」を改善したい

公開日: 更新日:

■冷凍した缶飲料で直接冷やす

 また、不快感の症状は血流が良くなると悪化しやすいというから、日頃からアルコールやカプサイシンの摂取は控える必要がある。湿度や気温の高さも血流は促されやすい。梅雨から夏の時期は常に除湿機を稼働させて部屋の湿度を40~70%に保ち、除湿機がなければエアコンのドライ機能で部屋全体の湿度を下げておくと症状の悪化を防げるという。

「寝具にも気を配ってください。タオルケットに比べて羽毛布団は、敷布団との間の湿気を吸収するといった研究結果があります。可能であれば、夏場も薄い羽毛布団を使用すると中途覚醒を防げ、不眠の症状も改善されていきます」

 就寝中に不快感で目覚め、なかなか寝付けない場合には、脚を直接冷やすのが効果的だ。事前にコーヒーやお茶などのミニ缶飲料を2本冷凍しておき、寝る際に枕元へ缶を入れた洗面器とタオルを置いておく。目が覚めてしまったら缶をタオルで拭いて、寝た状態のままふくらはぎなどの下で缶を1分程度転がすと、皮膚温が低下して不快感が消える。

「不眠の症状から睡眠障害を疑い、自己判断で睡眠薬を服用すると、悪化して脚だけでなく腕や顔まで不快感が広がる危険性があります」

 就寝時、脚に思い当たる不快感があれば、早期に専門医を受診したい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主