腰痛持ちがこぞって買いに来る機能性クッションの実力とは…ハンズ新宿店に聞いた

公開日: 更新日:

 3年ごとに大規模調査が行われている厚労省の国民生活基礎調査によると、自覚症状では男女とも腰痛がトップ。これまでは男性は腰痛トップ、肩こりが2位、女性は肩こりトップ、腰痛が2位だったのが、女性の肩こりは減り、男性と同じく腰痛がトップになった。

  ◇  ◇  ◇

 腰痛の大半は、「座りすぎ」「同じ姿勢を長時間続ける」といった日常生活での不良姿勢が原因といわれる。時々立って、腰を伸ばしたりストレッチをできればベターだが、デスクワークが中心の人間にとって、言うはやすし、行うは難し。仕事が忙しくなってきたりすると、なおさらだ。

 そこで向かったのが、さまざまなお役立ちグッズがそろう「ハンズ新宿店」だ。広報部の高野真季さんによれば、新宿店の腰痛対策グッズの扱い数は約50種類(色違いやサイズ違いは別)。その内訳は、機能性クッション約30種類、姿勢改善用サポーター20種類、インナーウエア1種類。中でも、腰にかかる圧力を分散させたり、正しい座り方をアシストしたりする機能性クッションを求める客が多いとのこと。

 ヘルスケアグッズがある3階担当の栗原健さんが言う。

「在宅勤務が増えた頃から、腰痛対策グッズを求めるお客さまが世代にかかわらず、一層増えたように感じます。土日や仕事終わりの時間帯は特に混み合います。一般的なクッション、素材はジェルやビーズなどいろいろありますが、これらは座ったとき楽に感じる一方で、腰が沈み込むので長時間座り続ける仕事中には向いていないかもしれません。機能性クッションは骨盤を自然と立ててくれるので、やはり楽。お試し用もあるので、まず座ってみて、サイズなどを調べ、自宅や職場のイスで使えるかを確認してから、購入を決められる方も少なくありません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ